「ありがとう27年 & がんばれ730車
三菱ふそう:MP117K 応援ツアー」
(沖縄バス)

(No.01)

★ 序 章 ★

昭和53年7月30日に、沖縄では一大イベントがあった。
交通方法が、右側通行から、左側通行に変わったのである。(通称、「ナナサンマル」と呼ばれている。)
交通方法変更に伴い、バス運行事業者(琉球バス・沖縄バス・那覇交通(現:那覇バス)・東陽バス)は、ほとんどの車両を新車で導入した。(通称、730車(ナナサンマルシャ)と呼ばれている。)

ここ数年で、730車は一気に数を減らした。
沖縄バスでは、順調に730車の代替が進み、2004年初頭には、全廃の可能性があった。
そんな中、「歴史の証人」として1台を、動態保存する事が決定した。
(県内では、初の決断で、白羽の矢が立ったのは、「1064」号車であった。)

1064号車は、(2004年の)車検に合わせて、車体更正を行い、新車同様の形で戻ってきた。

当初は親慶原所属で、親慶原出張所に泊められていたが、現在は那覇営業所所属となり、屋根のある旭町整備工場内に泊められ、いつでも運行できるよう待機している。
(那覇営業所へ転属した事からも、いかに1064号車を大切に扱っているかが分かる。(^^))

車両の維持は大変だと思うが、この英断と、車両に注ぐ愛情には拍手を送りたい。

730車は、通勤・通学の足となり、沖縄の経済発展に大きく貢献してきた。
(歴史的にも貴重な存在なのである。)


沖縄バスは、730当時、(一般乗合用として)以下の型式が導入された。

  ボディ   型名
(1) 呉羽 MP117K
(2) 三菱名古屋自工 MP117K
(3) 三菱名古屋自工 MP117M

最終的に「動態保存」となったのは、(1)の呉羽ボディ製「MP117K」(沖22 か 1064)である。

今回は、車体更正後の「新生MP117K」の貸切を計画した。
(2004年の車体更正後、貸切運行としては第1号となった。)


以下が、ツアー(貸切)の概要です。

日付 2005年11月27日
時間 13:00発
出発地 那覇バスターミナル
ツアー名 「ありがとう27年 & がんばれ730車
 三菱ふそう:MP117K 応援ツアー」
貸切者名 沖縄路線バスどっとこむ製作委員会(※)
貸切車両 沖22 か 1064 (車両指定)

※個人名で貸りるより、サイト運営者として見映えを考慮した結果、「沖縄路線バスどっとこむ製作委員会」となっています。
(全額自己負担で貸切っています。)


コースは以下の通りです。

那覇バスターミナル → 開南 → 与儀タンク跡地 → 国場 → 津嘉山 → 南風原 → 仲程 → 大城(休憩)
大城 → 親慶原 → つきしろの街 → ニライ・カナイ橋 → 志喜屋集落(折返し) → 体育センター入口・久手堅(休憩)
体育センター入口・久手堅 → 知念 → 新里 → 小谷 → 与那原 → 西原 → 渡口 → 仲順 → 北中城IC → 中城パーキングエリア(休憩)
中城パーキングエリア → 西原JCT → 那覇空港自動車道 → 豊見城IC → 豊見城中学校前 → 小禄 → 那覇大橋 → 与儀小学校前 → 泉崎りうぼう前 → 県庁前 → 那覇バスターミナル(解散)

※「那覇バスターミナル〜大城」間は、「113 南風原線」(1998/01/06 廃止)の経路を走行します。


ここで、「113 南風原線」の歴史を、簡単にまとめておきます。

日 付
事     項
1992年05月06日 「南風原線」運行開始(那覇バスターミナル〜南風原町役場前)
1993年11月01日 路線延長(那覇バスターミナル〜南風原町役場前〜大城)
1998年01月06日 「南風原線」の廃止


「113 南風原線」は、津嘉山〜照屋間の公共交通過疎地を単独運行することで、沿線住民には非常に歓迎された。
南風原町役場前から、大城まで延長する際、「40 大里線」と停留所を共有する事になるが、照屋・南風原町役場前は、ルートの都合上、上下便が逆に停車する事になった。
(40 大里線(下り)と、113 南風原線の(上り)が同じ停留所を使用。)
乗務員は、(徹底した)マイク使用で、「大城行き」・「那覇行き」を利用者に伝え、混乱を防いでいた。
(その徹底さが功を奏して、乗り間違えはなかった様である。)

5年半余り運行してきたが、残念ながら平成10年をもって廃止となってしまった。


※「沖縄バス」さんより、(上記)情報を御提供頂きました。お忙しい中、ありがとうございました。

「113 南風原線」として、今回の走行は約8年ぶりの復活となる。


「1064号車」は、これからも、(大切に、)元気に走り続けて欲しいと願っています。



★ 車両撮影(那覇空港内:2004年) ★

2004年の車検及び、車体更正が完了した直後に、那覇空港駐車場にて撮影させて頂きました。
(お忙しい中、ありがとうございました。)
これで、車両の様子が分かると思います。

レポートA01 「那覇空港」駐車場内での、撮影です。
車検(車体更正)直後です。
正面から。
方向幕も、「20 名護西線」に設定させて頂いてます。
レポートA02 左側前方(公式側)からです。
更正された車体は、ピッカピカです。(^^)
レポートA03 右側前方(非公式側)からです。
車体が映えます。(^^)
レポートA04 左側側面です。
レポートA05 右側側面です。
レポートA06 後方部です。
「沖縄バス」の文字も、塗装です。
レポートA07 左側後方です。
レポートA08 右側後方です。



★ 事前撮影(旭町整備工場内) ★

那覇営業所所属の1064号車は通常、旭町整備工場内の建物の中で待機しています。
旭町整備工場は、沖縄バスの施設であり、「関係者以外の無断立ち入り禁止」となっていますので、ご注意下さい。
今回は特別に、構内への立ち入り許可を得た上で、撮影させて頂いています。
ありがとうございました。m(_ _)m

レポートB01 整備工場内の、建物の中です。
10月/11月は(最大の)観光シーズンとなり、繁忙期という事で、観光車両もほとんどが出払っています。
待機中の車両も、出発時間に向けて忙しく準備を進めています。
その中に、1064号車が待機しています。
レポートB02 1064号車は、観光車両と同じ扱いで、建物の中に泊められています。
雨・風を防ぐ事ができ、車両寿命も大きく伸ばす事ができます。
「車両を大切に扱おう」という、愛情が感じられます。
本当に幸せな、車両ですね。(^^)
レポートB03 前方からです。
いつでも運行ができるように、準備は万全です。

当画像と、2004年に撮影した正面からの画像で明らかに異なる部分があります。
それはどこでしょう?(?_?)

答えは、↓
レポートB04 屋根の左右に、マーカーランプが取り付けられました。
2004年時点では、未装着でした。
レポートB05 観光車両との、2ショットです。
積み重ねてきた歴史が醸し出すオーラは威風堂々としており、観光車両にも引けを取りません。



★ 車両撮影(那覇バスターミナル内) ★

出発前に、車両の撮影を行っています。
これで、車両の様子が分かると思います。
※現在の車両外観は、後ほど紹介します。

レポートC01 出発1時間程前に、那覇バスターミナルへやってきました。
ひとまず、待機場で時間調整します。
レポートC02 方向幕は、「貸切」に設定しています。
レポートC03 貸切時は、ツアー名が前面ガラスに貼り付けられます。

「ありがとう27年 & がんばれ730車
  三菱ふそう:MP117K 応援ツアー」

と題し、「沖縄路線バスどっとこむ制作委員会」として貸切っています。
レポートC04 出入口の様子です。
沖縄バスの車両は、「8 首里城下町線」を除き、郊外線ですので、トップドア仕様です。
側面には、経由地と、系統番号サボが設置できるようになっています。
レポートC05 車内の様子です。
前方から撮影しています。
レポートC06 後方からの様子です。
レポートC07 運転席部分です。
右側は、ドア開閉スイッチや、車内案内装置等が一括して並んでいます。
レポートC08 運賃表示は、デジタル方式となっています。
レポートC09 車両の型式が、掲載されています。
レポートC10 ボディメーカーの、ロゴです。




※当ツアー(貸切)は、(管理人が)個人的に企画・実施しておりますので、「沖縄バス」さんへのお問い合わせはご遠慮下さい。
※また、当サイトにおきましても、ツアー(貸切)に関する、いかなるお問い合わせにもお答えできません。

(2005年12月03日:沖縄路線バスどっとこむ@管理人:記事及び写真の無断転載禁止



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